6人の医師を主人公に据え,外科,救急,整形外科,内視鏡,DQ10 RMT,診断,検視といった6つの医療分野を体験しながら物語を進めていく,Wii用ソフト「」が6月17日にアトラスから発売された。同社の医療シミュレーションというと「」シリーズが真っ先に思い浮かぶのだが,今回はそのシリーズには組み込まれない,新タイトルという位置づけだ。 各医師にはそれぞれドラマティックなシナリオが用意されており,それが同時間軸の中で絡み合いながら進行していく。シナリオのインターバルごとに自由に主人公を切り替えられるので,一人の医師のシナリオを進められるだけ進めていってもいいし,複数のシナリオを並行して進めても構わない。また,6分野それぞれのゲーム性が異なっており,その1分野ずつをパッケージソフト化してもおかしくないぐらいのクオリティに仕上げられている。 6つの医術分野と6つのシナリオがしっかりとまとめ上げられており,ゲームとしての完成度はかなり高い。そんな本作の概要を紹介しつつ,インプレッションをお届けしよう。 ●外科 CR-S01という囚人番号で呼ばれる懲役250年の外科医。バイオテロの犯人として収監中。外科医としての腕は確かだが,ドラクエ10 RMT,肝心の記憶が失われている 8種類+αの器具を使い分けながら,迅速かつ的確に処置を行わなくてはならない。外科手術の操作はカドゥケウスシリーズとほぼ同じなので,プレイ経験のある人なら最初からSランクを狙えるかも ●救急 マリア?トレスはなんでも一人でやり抜こうとする救急救命医。だが救急の現場では一人の力にも限界が……。外科のように完全な治療が目的ではなく,応急処置を施して病院に運ぶまでが役目となる 複数の患者を並行して診なければならず,外科よりも手に汗握る展開になることが多い。どこまで処置を進め,どのタイミングで患者を切り替えるかという判断力がモノをいう。4種類+αの限られた器具で命を繋ぎ止めろ! ●整形外科 正義感の強い整形外科医,ハンク?フリーバード。しかしそれは表の顔であり,事件を嗅ぎつけると,アメリカンヒーロー「キャプテン?イーグル」に姿を変えて駆けつける! 整形外科では骨折や脊髄の治療など,骨に対して処置を施していくことになる。骨を削ったり,ドリルで穴を開けたり,ピンを埋め込んだりと,速さよりも正確な作業が求められるのだ ●内視鏡 着物の上に白衣を羽織った独特の出で立ちが目を惹くトモエ?タチバナは,武家育ちの内視鏡医
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