。そこで,発電所を作るわけだが,火力発電にせよ代替エネルギーにせよ,配置するにはお金がかかるし,汚染の原因にもなりかねない。というわけで,Taylor氏はStnesrow氏の街から電気を引くことにした。 このように,電力などのエネルギーを融通できるのが,マルチプレイの特徴だ。電力はTaylor氏の街につながる直前で止まっている道路に沿って流れており,あとは送電線を引けばいいだけだ。 Taylor氏の街がカリフォルニアあたりの田舎町を思わせるのに対して,Stnesrow氏の街は工業都市だ。カメラを移動させると,そこはもくもくと煙を出す煙突が建ち並んだ大きな街。Stnesrow氏の街の地下には,地下資源として「石炭」が眠っており,採掘場を作ってそれらを掘り出し,火力発電所で電気に変え,多数の工場に供給しているというわけだ。こういうやり方で街を作れば,お金がたくさん儲かるという。 電力問題に一応のメドを付けたTaylor氏が住民の幸福度を調べると,どうも娯楽が不足しているようだと分かった。娯楽施設を作ればいいのだが,発電所と同様,こちらもお金がかかる,rmt。というわけで,Pearl氏の街と連携することにした。Pearl氏の街は,娯楽都市で,カジノや劇場など,さまざまな建物がある。Taylor氏の街の人々は,こぞってPearl氏の街へ遊びに行き,幸福度が上がったようだが,データを見ると,どうも深刻な交通渋滞が起きているらしい,rmt。 これはシティホール そのタイミングでPearl氏は,ちょうどうまい具合にアンロックされた「プロスタジアム」を建設した。これは,E3会場のそばにあるStaples Centerになんとなく似ているような似ていないような巨大屋内競技施設で,これを作ることで多くの観光客を呼び込めるわけだ。とはいえ,Taylor氏の街からやってくる人々のせいで交通渋滞はさらに深刻化。というわけで,Pearl氏は市電などの公共交通機関の整備を始めた。 さて,カメラを再びStnesrow氏の街へ戻すと,いつの間にか,街中の屋根や壁に落書き(グラフィティ)が描かれている。工場が多すぎるために汚染が広がり,人々が逃げ出し(工場労働者は,ほかの街からやってくるようになった),住宅地がスラム化して,犯罪発生率が高まったのだ。 一見すると,Stnesrow氏だけの問題のようだが,そうでもない。汚染は隣接するプレイヤーの街にも広がるし,犯罪者もやってくる
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