Electronic Arts(以下,EA)のスポーツゲームブランドである「EA Sports」。その新たなフランチャイズとして登場するのが「EA Sports MMA」(/)だ。タイトルにMMA=Mixed Martial Artsとあるように,本作は総合格闘技をテーマにした対戦型ゲーム。北米でUFCに次ぐMMA団体,Strikeforceと協力し,日本の総合格闘技ファン垂涎の有名なファイターが多数登場する内容に注目が集まっている。ここでは,E3会場に出展されていたバージョンのプレイ感覚や,気になる最新情報をお伝えしていこう。 プレイして印象的だったのは,打撃の操作を右スティックで行うこと。これは,本作の開発が人気ボクシングゲーム「ファイトナイト」シリーズのチームであることに起因するようだ。「ファイトナイト」では,最初こそ操作に戸惑うが,慣れれば左右の使い分けやパンチの軌道をコントロールできていたため,本作でも同様の“戦略的な攻防”が楽しめると期待してもいいだろう。 これがスタンド時の操作方法。基本的には,左スティックで移動,DQ10 RMT,右スティックが打撃だ,ドラゴンクエスト10 RMT。キック攻撃への切り替えは,L2(LT)だ。タックルなどのテイクダウン動作は,左スティックとボタンの組み合わせで行う グラウンドでの展開は,残念なことにあまりみっちりプレイできなかったのだが,防御側が(タイミングよくボタンを押して)スィープやポジションチェンジなどの行動を取るごとに,画面左上にあるスタミナゲージが減少していったので,このゲージがグラウンド時の重要な意味を持つのは間違いないだろう。 総じて,競技の複雑さから操作も難しくなりがちなMMAゲームとしては,なかなかに分かりやすい操作体系となっている印象を受けた。また,ファイターごとのスタイルの違いも再現されていた。 多彩なポジションが用意され,手に汗握る展開が楽しめそうなグラウンドでの攻防。サブミッションの攻防時には,レントゲン写真のように骨が表示され,緊張感があおられる。また,絞め技の際は,画面に表示されたサークルに合わせてスティックを動かして対応する(ファイトナイトのダウンからの回復時と似たシステム)など,独自の操作が盛り込まれている 登場選手は60人以上,ジャパニーズMMAルールでの戦いも! 格闘技ゲームにおいて,操作と並んで重要なのが,登場選手と試合のシチュエーションだ。その点,EA MMAはかなり充実している
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